こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しくださりありがとうございます。

当クリニックでは

現在、管理栄養士の求人を行っています。

数年前に募集をかけた時に比べて、新卒で応募してくださる方が多いなと感じます。

それは、少し極端な言い方をすると

管理栄養士雇用!という歯科業界の流行りと、

管理栄養士側の就職難(クライアントと関われる希望の職種が見つからない)という

お互いの表面上のニーズが一致した反映なのだと思います。

しかし、入職してみたらこんなはずじゃなかった。。。

と思われかねないのが、今の歯科管理栄養士の現状です。

”口腔内の健康のためには栄養との関わりは切っても切り離せない”

”栄養は口から始まる”

などと、多くの歯科医院が発信を始め、その重要性が謳われてきていますが

重要性はわかっていても、歯科で栄養を落とし込むことはなかなか難しいです。

それはまず、患者様が歯科医院に対して

栄養に関する情報を期待していないし、必要性を感じていないことが大きな壁となっています。

もっというと、食事指導は迷惑な時間と思われることもあるかもしれません。

多くの患者様は歯ブラシのやり方は教わりたいと希望されますが、

栄養の話を聞きたいと希望される方は本当に一握りです。

そのようなアウェーな場に雇用されているのが、今の歯科管理栄養士の現状です。

ですので、歯科医院からの”栄養が大事”という期待を背負いながら

多くの管理栄養士は模索しているのではないかと想像します。

複数人栄養士が雇用されていれば心強いですが、

一人しかいない管理栄養士は、相談する場所もないでしょう。

”栄養が大事”と掲げるDrでさえ、栄養に精通している方は本当に数少ないのではと思います。

先日院長から、栄養と歯科との関係をまとめることはできるか?と依頼がありました。

患者様にも院内のスタッフにも栄養のことを知ってもらえる何かが必要だろうとのことでした。

これを機に、この7年間歯科で学んできた栄養との関わりを

私なりにまとめていきたいと思っています。

子どもたちの歯科の病気に関連することを、今思いつくままにメモで残しておきたいと思います。

胎児期の栄養(妊婦栄養)と口腔発育と機能の始まり

   →葉酸 鉄 亜鉛 ビタミンD ビタミンK 食物繊維 血糖 腸内細菌 

母乳栄養(育児)と口腔発育

   →顎の成長 口腔機能 免疫 腸内細菌 アレルギー 鉄 ビタミンD

離乳食と口腔機能と栄養

   →エネルギー 鉄 たんぱく質 水分 

顎の成長と睡眠と栄養

   →たんぱく質 朝ごはん 油 アレルギー 血糖値  腸内環境 気道と顎の成長の関係 

・むし歯と栄養

   →鉄 カルシウム マグネネシウム リン ビタミンA ,D ,K,C たんぱく質 糖 血糖値 メンタル ホルモン 自律神経 ホルモン 

口腔機能発達不全症と栄養

   →たんぱく質 鉄 エネルギー 

・矯正時の栄養

   →たんぱく質 食物繊維 油 鉄 カルシウム マグネネシウム リン ビタミンA ,D ,K,C アレルギー 免疫

さて、どうやってまとめていきましょうか、、、。

(写真は我が家の愛犬です。今も隣で寝ています(^ ^))

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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