こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。
本日もお越しいただきありがとうございます。
この写真は、以前、近隣の幼稚園に訪問した時の
理学療法士H氏と幼稚園の園長先生のパートナー、ヤギさんの写真です。笑
私が7年前に入職した時には、
歯科で理学療法士さんと連携をしていくなんて
全く想像をしていなかったのですが、
今、理学療法士さんは
当院(小児歯科)にとって、なくてはならない存在となっていて
スタッフ皆が、多くのことを学ばせてもらっています。
当院には口腔機能を学んだ『口腔機能支援士』が私も含め7人所属しているのですが
その中には、赤ちゃんの身体を調和する方法(運動やマッサージ)を学び
多くのお子さんの発達支援の窓口として、活躍しているスタッフもいます。
また、最近では助産師さんが定期的に参加してくださるようになり
対応できる分野と年齢層の幅が広がってきました。
今、当院では様々な職種と分野で子どもたちの発育を支援するための
口腔機能発達支援の場を新しく作り出そうと動き始めているところです。
”食べる、話す、呼吸する”などの口腔機能の発達の問題は
それだけで単独で起こることでなく、
常に全身の成長発達と深く絡み合っているということで、
私たちは、マタニティ、赤ちゃん、小児の時期から
他職種の連携で、
呼吸、運動、感覚系、マッサージ、栄養、環境づくりのアプローチで
支援を目指しています。
3月には、こんなお話会を計画中です。

私はここで、栄養分野の話を担わせていただくのですが、
保護者の方に最初にお伝えしていきたいことは、
言葉にすると、実はとっても簡単で
『早寝早起き、朝ごはんでタンパク質』
なんです。
多くの食事記録を拝見させていただいている中で、
何かしらの不調を訴えるお子さんは、
まず、この早寝早起き朝ごはんに問題があることが多いです。
ご両親のお仕事の関係や、子どもの習い事や塾
スマホやタブレットの普及もあって
就寝時間が遅い子が目立ちます。
朝ごはんは食べていても、
その内容に不足や問題があり、
成長期の1日を支えるには適切でないと感じることが多いです。
仕事に学校に
朝は忙しくて、、、と
現代は、なかなか朝食を整えるには難しい環境であることは十分に承知しているつもりですが
それでもこれらは、身体や脳に多くの犠牲を強いてしまうことにつながってしまいます。
呼吸、ホルモン、血糖値などの乱れを引き起こし
メンタルや学習能力(テストの点数)に影響さえ出てきます。
この当たり前に言われてきた
”早寝早起き朝ごはん”というフレーズが
右から左へ流れてしまわないように、
本当の意味で力を持ってもらうために、
どれだけわかりやすく論理的な理由で肉付けし、
ことの重要性を伝えていけるかが
これからの自分の課題です。
成長期は、優先して朝ごはんに尽力を!
と伝えていきます。