こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

ご訪問いただいている方の中には、

歯科医院への就職を視野に入れている方もいらっしゃるでしょうか?

歯科医院は、管理栄養士の就職先の一つとして近年増加傾向にありますが

管理栄養士の業務内容が確立された歯科医院は数少なく、

多くの歯科医院は、管理栄養士が働く環境を

スタッフと共に一から作っていく状況にあると思います。

特に管理栄養士の先輩がいない職場は、

誰に、どのように学べば良いのかさえわからない、ということもあるでしょう。

私自身、入職後7年間を経た今もなお

歯科管理栄養士業務の確立を目指して模索している最中にいます。

迷いながら行き詰まり、の繰り返しで

だいぶ時間がかかってしまっていますが、

それでも、取り組んできたことは少しづつ積み重なり

私なりに前進している実感はあります。

しかし、1年後に独立を決めたのは

限界を感じたからでもあります。

もちろんこれは年齢的な面も含めた

私の個人的な能力の限界であって

管理栄養士が、

歯科で業務を確立することに限界を感じているわけではありません。

いつか、当たり前のように管理栄養士が

歯科で栄養指導や食事指導をしている時代が必ず来ると思っています。

その実現のためにも、一歩外に踏み出そうと決意した次第です。

そんな私が

7年かけて取り組んできたこと、今取り組んでいることについて

少しづつお話ししていきたいと思います。

〜歯科助手や受付業務〜

どんな就職先でもそうだと思いますが、現場を知ることは避けて通れません。

私も最初の3年くらいは、歯科助手が主な仕事で

実際に診療室に入り、虫歯や矯正治療の基本的な知識を学びました。

その他、受付や事務関係の手伝いなどをすることもありました。

管理栄養士の職能は

『栄養に関する知識や技術を活かして、個人や集団の健康をサポートする』

ことですが、現時点では歯科でこれだけを仕事にすることは

難しいのではないでしょうか。

今、歯科で勤務している管理栄養士の方の多くは、

助手や受付などの仕事を兼任し

マルチで活躍されているのではないかと思います。

(ここが私の限界を感じる部分でもあります。マルチになれなかった。。。)

管理栄養士は、直接的に売り上げに貢献することは難しいですが、

ご来院いただいた患者様の

満足度を上げることができる職種の一つだと思います。

管理栄養士が歯科で職能を生かすためにも、

診療室を学び、スタッフや受付との関係が大切であると

常に感じています。

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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