SI1

こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

歯科に入職し、最初に私が学び出したことは、

乳児期の口腔機能の発達についてでした。

健康な歯並びや噛み合わせは、

舌、口唇、頬など口腔周りの筋肉(機能)に支えられているということ、

そして、その口腔周りの筋肉(機能)は身体全体の支えによるものだということを、

恥ずかしながら子育てを終えて初めて知りました。

授乳期、離乳期がとても大切で

その頃の

身体の使い方(呼吸の仕方・食べ方・話し方・ハイハイや歩き方)や

生活環境が、

将来の歯並びや噛み合わせに大きく影響することを

保護者の方に伝える場として

離乳食教室や離乳食座談会の開催を始めました。

歯科での離乳食教室や座談会は、

特に第一子の保護者の方に興味を持っていただだくことが多く、

今のところ、数多くはありませんが、需要はあることから

今後も、歯科栄養士の業務として

育っていく分野ではないかと感じています。

(今後は、子どもの発育に関わる他職種連携で開催することが、より望まれると思います。)

厚生労働省から、授乳離乳の支援ガイドが公開されていますが

現代では保護者の方の情報収集源が、主にSNSとなっており

教室にご参加くださる保護者の方々は

離乳食について、本当に様々な情報を持っておられます。

そんな中で私は、”歯科の視点”から院長に学び

離乳食の進め方などを離乳食教室でご提案してきましたが

離乳食は、とても奥深く

院長の言葉を真似し、一年足らずで覚えた口腔機能のことばかり伝えているだけの

未熟な知識と技術では(乳児栄養の質問には答えられないでいました。。。)

本質的な、継続支援につながらないと感じていました。

離乳食教室を成功させるために

離乳食教室開催のためのセミナーにも参加させていただきましたが

セミナーで学んだことは、

誰が教室を運営しても同じ教室ができるような、仕組みづくりが大切だということでした。

なるほど、そうだなと思いつつも

正直私は、

仕組みづくりの前に

教室で伝える内容や質において、自分で納得することばかりを目指していました。

クリニックとしては早く、何かの形にしてほしかったと思いますが

管理栄養士経験の浅い私には、時間が必要でした。

教室運営の仕組みを作るには向いてない人材だったと、申し訳なく思います。

インプットばかりでアウトプットができない時期が続きました。

乳児の食支援。

育ちは個人差が大きく、本人やご家族の心も入り混じる部分で

答えは一つではないことを痛感しながら

私自身もたくさんの著名な先生方の本を拝読し

自分なりに理解を深めてきました。

カレンダーの裏を貼り合わせ、0ヶ月〜2歳までの発達をまとめたりもしました。

これは今でも時々、見直すことがあります。

”1を伝えるためには10の引き出しが必要”という

国家試験を受けるために通った学校の

先生の言葉を胸に、ひたすら学びましたが

学べば学ぶほど、迷子になっていく自分を感じました。

栄養士として足りない。。。

そこで私は、小児に特化した栄養士の資格

小児栄養分野管理栄養士の勉強を始めることを決心しました。

https://plaza.umin.ac.jp/jsspn/index.html

https://www.dietitian.or.jp/career/specialcertifications/pediatricnutrition

どこかで、この資格取得のことについても綴っていこうと思います。

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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