こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しくださりありがとうございます。

あと半年で、本格的に個人事業主という働き方が始まります。

現職場には来年からの業務委託契約書を提出しました。

今後、クリニックとの協議があり、色々と決まっていくと思います。

やるべきことや、やりたいことががたくさんありすぎて、

時間の使い方に優先順位をつけなければと思っているこの頃です。

個人事業の準備が間に合っているのか、準備不足なのかもわからない状況です、笑。

私は、そんな鈍感力が強みです。

今日は日曜日。

昼下がりから、大好きなビールをいただいています。

午前中から、一冊本を読み終え、

午後は、少し分子栄養学を動画で勉強していました。

休みを返上して学ぶことは苦でなく

勉強が好きなんだな、、と若い頃の自分には想像できない感想を、自分に向けて抱いています。

読んでいた本は、

今西康次先生の

『朝、起きられない病』〜起立性調節障害と栄養の関係〜

です。

私が出会う子どもたちの中で、

一番問題を抱えている子どもが多い年代は、

10代前半で体調不良を起こした子どもたちです。

学校にいけなくなってしまっている子。行く日もあるけど毎日は行けない子。

学校は行ってるけど、朝の体調が辛いと感じている子。

度合いは様々なのですが、

頑張りたい気持ちと、動けない身体の

アンバランスが起きやすい年代だと感じます。

根本的な治療などが未だなく、栄養の重要性を深く感じる部分でもあります。

私は、0~14歳の数多くのお子さんの食事記録を拝見しています。

離乳食の頃から、鉄分は大事だと育ってきても、

やはり現実は糖質過剰の食事や間食が目立ち、

鉄分などのミネラルやビタミンが不足している場合が多いと感じます。

食欲のない朝に、子どもたちの好みの菓子パンや甘いフルーツなど、

糖質しかないようなメニューですませてしまう家庭はとても多いです。

実は、自分の子育て時代もそんな日がよくありました。

忙しいし、食欲がない朝はどうしても糖質に依存しやすいタイミングかと思います。

ちょっとくらい栄養が足りていなくても、

それなりに元気に過ごせてしまうことが問題だなとも思います。

そしてある時、、、体の成長や生活での栄養需要が高まる10代前半に

急に大きな症状が出てしまうのです。

本人が、一番戸惑うかもしれません。

昨日までの自分と同じように体が動かなくなってしまうのです。

忙しい日々を送り、気づかなかっただけで

少しずつ無理をし、身体は悲鳴をあげていたのではないかと思います。

私の個人事業主としてのこれからの仕事は、

その部分に力を注ぎたいと感じています。

何かを頑張りたいときに、ちゃんと頑張れる体力があることは、

その子の人生を支える上でとても重要だと思います。

幼い時からの栄養が大切であると伝え続けること。

力を尽くしていきたいと思います。

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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